濃霧の中 なにも考えていない話
手のひらを 広げてごらん
指と指の間に ぼくの指を絡ませるから
そして 強く握りしめるよ
ぼくの温もりを感じるかい
ぼくの命を感じるかい
"あなた" を慕う ぼくの愛を感じるかい
透きとおった水
ふたつの願いを吹き込むよ
ひとつめは "あなた"が吹き込んで...
つぎは ぼくが『 "あなた"の願いが叶うように 』って
だって "あなた"の願いを知りたいから
ぼくの使命なの... "天使"にすること
雨靴はいて ちゃっぷちゃぷ
そして 水溜まりにジャ~ンプ
水飛沫のなか まんえんの笑みで振り向き
” お父さん ”